自己紹介 |
NPO yamabuki代表です。法人化に向け仲間を募集しています。
ミッション
イタリアに防災を広め、被災者の孤立をなくし、被災経験を世界中に語る場所を作る
なぜやるのか? 抱えている課題とは?
被災者から実際に聞いた言葉
「避難するための用意など何もしていない。起きてからその場で考えればよい。」
「日本の住宅は災害に強いけれど、ここは違う。私達にはどうしようもない。」
「イタリア政府は『被災者をひとりにしない』と語ったけれど、実際に私達に届くのは税金を払いなさいという連絡だけだ。」
「SAEでひとりで過ごさなければならないクリスマスは、一番悲しいものだ。」
「毎年4月6日が来るたびに、そして小さな揺れが起きるたびに、私は震災のことを思い出す。」
※SAE = 仮設住宅
• イタリアは地震が多い国で、歴史的に見ても地震により大きな被害が出ている (1) 。歴史的な建物が多く、また財政難などにより、国内の耐震化は進んでいない (2、3) 。また、市民の間での防災意識が足りていない (4、5) 。そのため、一度地震が起きると、たとえマグニチュード4の地震でも、死者が出てしまう (6) 。イタリアで1908年に発生したメッシーナ地震は、近代最悪の地震であったが、その死者の大半は10メートルを超える津波によってではなく、地震により建物が倒壊したからである (7) 。東日本大震災の死者はほぼ津波が原因であったことと対比しても (8) 、イタリアの建物の脆弱性がうかがえる。
• イタリアにおいて、2016年に起きた地震から2年間で、15人の方が自死された (※「自殺」という言葉は重すぎるため、「自死」という言葉を使うことが増えている。詳しくは10。記事自体は11を参照) 。また、2009年に地震があったラクイラにおいて、一時的にではあるものの最大35%もの人が心的外傷後ストレス障害 (PTSD) の影響を受けたと言われている (12を参照。
プロジェクト概要
NPO yamabuki (仮称) について
イタリアを舞台に「防災×心理学×国際協力」をテーマに運営するNPO (準備中)
防災 → 防災という文化が根付いていないイタリアに防災のノウハウを広める。災害に事前に備えることの必要性を知ってもらう。イタリアの被災者の体験を国内外に語れる機会を提供し、経験を次の世代に生かす。
心理学 → トラウマ (こころの傷) やグリーフ (悲嘆) などを抱える被災者をひとりにしない。被災者どうしが繋がれる場所や助けを求められる場所 (いつでも来て良い共有スペース) をつくる。
国際協力 → 被災者や精神障害者が作品を展示及び販売できる場所をつくる。いずれこれらの活動をイタリアと日本以外の国に広める。
費用は発生しませんが、給与も発生しません。
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